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「魍魎の匣」

監督:原田 眞人

主演:堤 真一

京極夏彦氏の同名小説の映画化。京極堂シリーズの第二弾。

昨年12月に公開されたもの。スクリーンで見たかったのだけど、見にいけなくてDVDを借りた。

コミックになったり、深夜アニメ化されたりしてるこの作品。アニメに関しては言いたいことがないこともないけど、今はやめておこう…。

ストーリーは、原作の要素を入れつつ、簡素にした感じ。バラバラ事件、筥教団、鉄道事故なんかは一応含まれてはいる。

が、やっぱり長編をそのまま忠実に…って訳にはいかなかったようで、微妙に設定が違っていた。

配役は「姑獲鳥の夏」の時と関口君が変わったくらい。人物的な違和感はそうなかったのだけれど…ロケーションが…。どうも、銃後の日本というイメージじゃない。どう見ても大陸の風景。ロケーションは「姑獲鳥の夏」の方が原作のイメージだったな。

話の中心の一つとなる、頼子と加菜子のこと、木場修と陽子のこと、その辺は原作ほど描かれていない。だいたい加菜子の”事故”に遭遇したのは青木刑事になっていた。おや?

唯一「原作のイメージ通りだ」って感じたのは、稀譚月報編集部での久保と関口君とのやりとり。

そうそう、久保竣公がクドカンさんってのは最初驚いたけど、意外にはまってたかも。

原作を先に読んでいる身としては、展開が違うから、「あれ、あれ?」と思っちゃってストーリの理解がしにくかったような。原作をまったく知らずに見ればそうでもなかったのかなあ。

しかし、これを見ようとする人って、だいたい原作読んでるんじゃないかなあ。

原作は舞台が具体的に示されているから(相模湖、八王子の山奥、などなど)、その風景がどうしても、いくら何十年前の日本っていったって、そうは見えなくて、やっぱり違和感が否めなかった。そのため良いか悪いか別として、現実味が薄れた感じで見れたかも。

そうか、原作と一番の違いって時間軸の違いかも。

映画版では加菜子の身体消失はないから…。久保が書く小説が初めにこないわけ、か?

だからなのか、久保が箱詰め娘を作る理由がイマイチ分からなくなってしまった。

京極堂の憑き物落しもそれほど劇的に描かれなかった。結局、バラバラ事件の犯人探しがメインとなったミステリーとして見るべきだったのか?

印象的な台詞は映画でも使われてはいるけれど、やはり違うストーリーとして見た方がいいかもしれない。

心配していたほどグロテスクではなかったかな。

原作が先にある映画を見ると、もう一度原作を読みたくなるね。

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コメント

まだ見ていないの。原作読んでないひとからの感想では中だるみがあって眠くなったとか(゜∇゜)。
CMかなんかでみたときクドカンの手の指の細さに驚いて、「これは久保の手だ!」と思った!
しかし事故遭遇が青木さんとわこれいかに!!

中だるみ…う~ん、テーマというか目的というか、何をメインに見たらいいのか分からなくて、迷う感じがあるなあ。原作が長~いからなあ。そういえば、久保と榎木津が戦時中に知り合っていたということになっていた…。これも大きな違いだよね。原作どおりを期待すると、がっかりするかも。

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