なんの罰(バチ)が…?その2
今日は仕事納め。
年末ということもあり、入力はそんなに多くなくて
違う作業を手伝ったりしていた。
ダンボールから、新しいゴミ袋を出そうと思ってダンボールの口の部分を手で破ったら
ざくっと、右手中指の爪と指の間にダンボールが刺さった…
痛っと思っているうちに血がにじんできて
手を洗って、常備している絆創膏をきつめに貼ったけど。
どくどく痛いよう(泣)。
嗚呼、両脚は湿布だらけ、指には絆創膏…
なんという年末。
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今日は仕事納め。
年末ということもあり、入力はそんなに多くなくて
違う作業を手伝ったりしていた。
ダンボールから、新しいゴミ袋を出そうと思ってダンボールの口の部分を手で破ったら
ざくっと、右手中指の爪と指の間にダンボールが刺さった…
痛っと思っているうちに血がにじんできて
手を洗って、常備している絆創膏をきつめに貼ったけど。
どくどく痛いよう(泣)。
嗚呼、両脚は湿布だらけ、指には絆創膏…
なんという年末。
昨日の帰りのこと。
階段降りるつもりが、バランスを崩し、横座りで滑り落ちた…。
手で支える間もなく気付いたら踊場。
膝と脛から下足首まで打撲…
なんて災難なクリスマス(泣)。
痛くて正座も出来ない。
長嶋 有 著
文春文庫
推理・ホラーものばかり読んでいるイヌイカにしては珍しく、
そのいずれでもない小説。
表題作の他に3篇入っている。
タイトルから、勝手に外国の話かな、などと思っていたイヌイカは父親が音響関係の仕事をしていたにも関わらず、スピーカー音痴だ。(スピーカーのみならず…だけど)
読んで、はじめて「タンノイのエジンバラ」がスピーカーのことだと知った次第。
だからといって、スピーカーの話ではない。
失業中の「俺」と、突然預かることになった隣家の少女との話である。
といっても、はじめはうっとうしいと思っていた存在がだんだんとかけがえのない存在になってゆく…というような、お涙ちょうだい的な話では全然ない。
そこは長嶋さんらしい、非日常とまでいえないけど、日常とちょっと違うようなでもたんたんと過ぎてゆく日々を描いているというか…うまく言えないけど。
他3篇もそんな感じの作品たちだ。
大晦日の夜、姉からの連絡でファミリーレストランに久しぶりに集まった「私」と姉と弟。姉とともに正月早々実家に忍び込むことになった「私」は…『夜のあぐら』
新婚の僕と妻は、愛猫がいなくなって気落ちしている姉をはげまそうと旅行に誘った。スペインを舞台にどこか奇妙な3人連れのありふれた日常を描く『バルセロナの印象』
小さな部屋にグランドピアノ、元ピアノ講師で今はパチンコ屋でバイトをする30歳の「私」と年下の「安藤」との短い交流を描いた『三十歳』
長嶋さんの書く物語の登場人物たちは、離婚してたりとか、うまくいってなかったりとか、不倫してるとか、そういう人たちが多い。(そういう点では『バルセロナの印象』は珍しいかも。)
だからといって、暗い世界かというとそうではない。「まあいいか…(本当はよくないけど)」という気持が漂ってる感じ。そんな雰囲気がいいのかな。
4篇の中では、私は『バルセロナの印象』が一番好きかな。
長嶋作品では男性が主人公のもの(一人称が「僕」「俺」)のが好きかも…
あ、でも『サイドカーに犬』は女性が主人公だけど好き。いまのところ一番好きなのはやはり『ジャージの二人』。
森博嗣著
講談社文庫
感想文を書く前に、違う本を既に読み終えてしまった…。
どうも、最近ブログの更新が遅いなあ。長い文章を携帯でちまちま打つ気にならないせいか。
さて、『探偵伯爵と僕 His name is Earl』。
タイトルと、簡単なあらすじだけ読むと、児童書的な内容なのかな?と思う。
夏休み、小学生の「僕」のまわりで友達が消えた。「僕」は探偵伯爵と名乗る人物とともに消えた友達を探す。「僕」と探偵伯爵のひと夏の冒険物語…
と書いてしまうとやっぱり児童書的な印象だ。
読んでいてもしばらくは、子供が主人公の子供向けな内容かな…と思った。
が、しかし、終盤につれこれは子供が主人公だけど、内容は現実的、特に今この時代にとってすごくリアルな内容で怖いとすら感じた。
そして、ラストは森先生らしいどんでん返し…とまではいかないけど森マジック(?)が。
「良かったな」と「辛いな」と「え、それって…」と「…ってことは…」と、こういう色んな感情が読みながら、そして読んだ後も感じられた本。
印象としては、同じ著者の短編「卒業文集」を読んだ時に感じたのと同じような印象があったかな。
こういう「マジック」(?)が多い先生だ。
おや、と気がついたら12月になっていた。
今年も終わりだ…。去年立てた目標は達成できただろうか?
…どんな目標たてたっけ?
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