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『最高の人生の見つけ方』

原題:THE BUCKET LIST

監督:Rob Reiner

主演:Jack Nicholson

久々にDVDを見た。まだ邦題が決まっていなかった頃から見たいと思っていた映画。

アクションでもSFでも恋愛でもなく、かっこいい俳優さんが出ているわけでもない。渋い作品。

何故、惹かれたか。

そりゃあ、J.NicholsonとM.Freemanが出てると知れば・・・である。

余命を宣告された二人の男。偶然同じ病室になって、同じ時期に辛い宣告を受けたというだけが共通点。

家族を養い必死に生きてきた修理工のカーターと、ワンマンな大富豪・エドワード。

病室で奇跡を待つだけじゃない、と二人は周囲の反対を押し切って旅に出る。

これまで実現できなかったやりたかったことをやるために。

大富豪のエドワードだからこそできる豪遊。だから、その辺は映画だな、と思って気軽に見ていた。

多分、この映画の本質は「死ぬまでにやりたいことをやれ」という単純なメッセージではなくもっと深い。

「家庭が一番」とか「信頼できる友人が大切」とかそういうのでもない気がする。

なんだか、よく分からないけど、とにかく最後は泣けた。

カーターとエドワードの感じも良かったけど、エドワードと彼の秘書との応酬も良かった。

『最高の人生』ってなんだろう?と考えさせられる作品だ。

う~ん、『最高の人生の見つけ方』よりも『最高の人生の終り方』ってタイトルの方がぴったりくるような気がする。印象は悪いけど・・・。

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