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『レタス・フライ』

森博嗣著

講談社文庫

森センセイの短編集。

短編集は嫌いではないし、中には面白いな、と思うものもたくさんあるのだけど、

やっぱり、シリーズのスピンオフのような短編が入ってるから、

読みたいな、読まなくちゃ、って気になる。

この『レタス・フライ』にも、VシリーズやSMシリーズ(Gシリーズかな?)と思われる短編集が入ってる。

Vシリーズと思われる作品には人物名が出てこないけど、シリーズを読んでる人なら分かるハズ。

個人的にはやはり「ラジオの似合う夜」「刀之津診療所の怪」が楽しい。

それ以外だと「砂の街」はなかなか不思議でナンセンスな感じが楽しかった。

「ライ麦畑で増幅して」はもしかしてVシリーズ・・・?と思ったりして。

ここで出される"なぞなぞ"、珍しく分かったのが嬉しかった。

そういえば、関係ないけど、先日今更ながら「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ。

もちろん翻訳。

超有名な本だから、読んでみようかな、と。

この歳で読んでもダメなのかな?

「ホールディングって何様のつもり?」としか思えなかった…

Cocolog_oekaki_2009_06_21_10_27

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