『εに誓って』
森 博嗣著
講談社文庫
Gシリーズ4作目。
山吹と加部谷の乗った東京発名古野行きの高速バスがバスジャックされる。
しかも、当初このバスを運転する予定だったドライバーが寮で遺体で発見される。
犯人は、テロ組織の一員で、都内数箇所とそのバスにも爆発物をしかけているとの情報が…。
小説ならではの設定、展開だなと。
トリックというかラストはいかにも森センセイらしいと思った。
犯人像とかも。しかし、相変わらずφから続くギリシャ文字の謎は分からず。
あと、海月クンも謎なヒトだ。彼は犀川先生以上に謎だと思う。
そうそう、萌絵と犀川先生もちょっとだけ出てくる。
解決に尽力するとかではないけど。
関係ないけど、お土産ものの「ひよこ」というお菓子を見かけると
「へっくんが東京のお土産に買ってきてと頼んでたヤツだ。」
とつい思ってしまう。「ひよこ」ってでも東京原産ではないらしいよね。
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