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『銀河不動産の超越』

森博嗣著

講談社ノベルス

街の商店街の一番端っこにある「銀河不動産」に就職した"僕"。

そこにやってくる客は一風変わった人たちばかり。

いろんな人との出会いが受け身な"僕"の人生を動かしてゆく…。

 タイトルから、SFかな、とほんのちょっと、1ミリぐらい思った気がする。

もちろん、SFではなかった。でも、間違いなくファンタジーだと思う。

こんなことあるかい!?という連続だけど、

不動産という業界をまったく知らないので

もしかしてこんなこともあるのか…?

と思わなくもなくはない、それこそ1ミリくらいだけど。

読み終わるとタイトルに納得する気分になる。

人との出会いや偶然や事象の流れが宇宙的に感じなくもない。

(書いてる自分がその言葉の意味をよく分かってないで書いてる気もするが)

とにかく、素敵なおとぎ話的小説。

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