『風立ちぬ』
宮崎駿監督の最後の作品となるらしい『風立ちぬ』、やっと見た。
ジブリ映画を映画館で見るのは、『紅の豚』以来かな。
レンタルに並んでからでもいいか…とちょっと思ったけど、
これが宮崎監督の最後の作品って報道されて、ということは監督の映画を映画館で見られるのはこの作品が最後か、と思うと、やはり見ておこうかな、と。
地元の一番近い映画館が(とりあえず)12日までらしいので、
お休みの今日がいい機会だったし、できたら水曜日のレディースデーとも思ったけど、
まいっか、と思って行ってみたら、地元の映画館ってば金曜日の今日がレディースデー!
まあ、ラッキー♪(水曜日もサービスデーらしいけど)
映画は、想像していたより展開が早くて、リアリティーもあり、ファンタジーもありって印象。
前半は、主人公・堀越次郎のエンジニアになるまでの話、後半は二郎と菜穂子との物語かな、と。
時代背景的にも、菜穂子の病気にしても、暗いストーリーになりそうなものだけど、
イメージは明るい。色とか音楽の効果もあると思うし、二郎の人となりもあるかもしれない。
公開前に映画のコメンテーターか誰かが「主人公の声が棒読み(苦笑)」と言っていて、
それ聞いて、逆にすごく庵野監督の声優ぶりを聞きたくなった。
ま、確かに棒読み感はあるけど、まじめで愚直な二郎は、こういうしゃべり方するかもな、と思えなくもない、かな~(^^;
印象に残ってるのが、寝ている菜穂子の横で仕事をする二郎が、菜穂子にせがまれて手をつないだまま、右手だけで仕事をしていて、
「煙草吸いたい」って言うシーン。この一言はなんか良かったな、と感じた(*^.^*)。
ところで1つ疑問点。
震災の日に菜穂子ときぬさん(だっけ)を助けた二郎だけど、名前も言わずに立ち去ったのに、なんでその後二郎だって分かったのだろう?(手紙を届けてた)
計算尺かシャツに二郎の名前と下宿先とか大学名とかが書いてあったとか…?
私、どこか見落としたかな~。
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