『バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ』
藤木 稟著
角川ホラー文庫
バチカンの神父・ロベルトと平賀は、その天才的頭脳を駆使して
世界中から報告される「奇跡」を調査する「奇跡調査官」。
ルノアという小国で様々な奇跡を起こしているというアントニウス14世についての調査が今回の仕事。
一方、FBIが追う「サタンの爪」という悪魔崇拝主義者の影もちらついていて…。
シリーズ4冊目。
シリーズものは1巻から読む!のが私の流儀なのだが、たまたま手に取って
知らずによんでしまったので仕方がない。(そこには1~3冊目がなかったし)
でも、4冊目から読んでも、特に問題なし。
タイトルの「バチカン」の文字に興味をそそられて読んでみたが、
美術的な勉強に…というのは無理があるかな、と。あくまで娯楽作品。
主人公2人がそれぞれ、文系の天才だったり、PC系の天才だったりするので
そういう面では、勉強にならないこともないかもしれない(?)。
カトリック総本山のバチカンの若くて美しくて、頭脳明晰な神父が主人公ってことで
女性向き、というか女の子が好みそうな設定の小説、かな~。
シリーズ1冊目から読んでみたくなった。
↑こんな感じのキャラクターが出てくる…かもしれない、こともないかもしれない…(^^;
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