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『シャングリ・ラ』

池上 永一 著

角川書店

 第三次関東大震災後、東京は中心部にアトラスという巨大な建造物を建て、都民は地上から移住していた。

しかし、自然災害の危険のないアトラスに住めるのは、”ランク”の上位に入った特権階層の人間のみ。

アトラスに移住したくてもできない難民たちは、メタル・エイジという反政府組織を立ち上げた。

メタル・エイジの新たなる若き総統、國子が主人公。

華奢な外見からは想像できない超人的な身体能力と、不思議なカリスマ性を持つ國子や、

その育ての親で、外見は絶世の美女、実はニューハーフのモモコさん、

炭素経済を動かすカーボニスト(トレーダーみたいなものか?)で10歳の天才少女、香凜、

アトラス公社から厳重に守られている少女・美邦、

美邦を世話する医師・小夜子…

などなど女性が多いが、とりあえず個性的なキャラクターばかりで、

ストーリーもめまぐるしいので、とても厚いハードカバーだけど、ついつい先が気になって読んでしまった。

近未来SFストーリーのようだが、ラストに向かうにつれ、呪術的で、オカルト的な要素が強くなっていった。

「炭素経済」というこの物語世界の経済活動が、物語のとても重要な鍵の1つのとなっているわけだけど、ここらへんはよく分からなかった。

國子の闘ってる相手も、政府だったり、治安部隊だったり、軍部だったり、アトラス公社だったり、そして森林だったり、

ページをめくるごとに、それぞれのキャラクターの印象や、それぞれの場所の印象が変わっていった。

大きすぎて「アトラス」のイメージがどうしても思い描けなくて、

ネットを適当に検索したら、この小説、アニメ化していたことが判明。

とても壮大なストーリーだから、全部そのままってわけではないだろうけど、

確かに國子のキャラクターはアニメ向きかも、と思った。

しかし、この作者の描く悪役(女)は、(この作品に限らず)とてつもなくしぶとい気がする…。

Shangrila

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