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『THE ABBEY GRANGE』

英語の勉強をすっかりさぼっているイヌイカ。

でも、やる気を失くしたわけではない。

心の余裕を取り戻したら、また本格的な勉強を再開したいとは思っているわけで。

で、一応、勉強の一環として少しでもヒアリングになればと(いう建前で…)以前購入したDVDを見ている。

BBCのTVドラマシリーズ「シャーロック・ホームズの冒険」。

ずいぶん前にNHKでも日本語吹き替えで放映されていた。それを見て私はすっかりホームズに魅せられたわけだけど。

で、たまらずDVD-BOXを購入したのが10年くらい前。

もちろん、何度も見てはいるのだけど、しばらく見ていなかったから、今度は持っているハヤカワ文庫のシャーロック・ホームズシリーズを改めて読んでから映像を見てみようと。(文庫ももうボロボロになるほど何度も読んでいるけど。)

全部の”事件”をドラマ化しているわけではないし、順番もバラバラだからドラマ化しているものを抽出して読んでから、映像を見る感じ。

早口だし、イギリス英語だし、聞き取れないところのが多いのだけど(^^;)。

今日見たのはハヤカワ文庫「シャーロック・ホームズの復活」に収録されている「アベイ荘園(原題:The Adventure of the Abbey Grange)」を映像化したものでDVD-BOX第9話目に収録されている「修道院屋敷(原題:THE ABBEY GRANGE」。

美しい妻を持つ富豪が屋敷の食堂で殺害された事件。当初は強盗の仕業に思われていたが、3人組の強盗がワインを飲んだグラスに残った澱をみてホームズは疑惑を抱く…という話。

ホームズにしては珍しく、司法に委ねず勝手に事件の幕を引いてしまった話である。

人間的な感情を排除しているからこその卓越した能力の持ち主とワトスン博士はよく語るが、この話の解決法は人情的には理解できるけれども、

やっぱりワトスン博士が”これほど美しい女性を見たことがない”と書くほどの美人妻に多少は心動かされたんじゃないの~?と思ってしまわなくもない本当に珍しいケース。

「修道院屋敷」は比較的原作に忠実に作られている。

ラストシーンにその美人妻の登場というのは原作にはないが、美人妻に感謝の気持ちを込めて抱きつかれたホームズの戸惑った感じが、なかなか面白かった。

Dvd

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コメント

イヌイカさん、こんにちは
好きな映画やドラマで英語の勉強というのは、
楽しんで続けられそうで、いいアイディアですね!
ずっと昔、ロンドンのベイカー・ストリートにある
シャーロック・ホームズ博物館を訪ねたことがありますが、
まさにホームズの小説の世界に入り込んだかのような
雰囲気で楽しかったです。
私も仕事で英語を使うことが多いので、もっと勉強しなくては・・・
お互い、頑張りましょうね

>hananoさま

こんにちは~。
ロンドンのホームズ博物館、私も行きましたー
ホームズファンの私にとってはベイカー街221Bは憧れの地で(笑)、友人とロンドン旅行を計画した時に絶対行きたいポイントのひとつとして譲らなかった場所でした。
英語を使うお仕事されているのですね。
かっこいいなあ、憧れちゃいますっ

コメントありがとうございました

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