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『われはロボット[決定版]』

原題:『I,ROBOT』

アイザック・アシモフ:著

小尾 芙佐:訳

早川書房

ロボットと言えばこの作品、といつからか脳裏に刻まれていて、いつか読んでみたいとずっと思っていたものではある。

てっきりウィル・スミス主演の同名映画の原作だと思っていたのだが、内容は違っていた。

ただし有名な、アシモフが最初に提唱した?という「ロボット三原則」は映画でも描かれていたから、その辺りをベースにした作品だったということか、あの映画は…。

ロボット工学三原則(小尾 芙佐:訳より)

その1.ロボットは人間に危害を加えてはならない。またその危険を看過することによって人間に危害を及ぼしてはならない。

その2.ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が第1条に反する場合はこの限りではない。

その3.ロボットは前掲1条及び2条に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない。

以上がアシモフの提唱した三原則で、なるほど簡潔にして理に適ったものだなあと納得。

このSF作品は、この3条によってジレンマに陥っていく優秀すぎる程に発達したロボットたちと人間との無限地獄のような、螺旋階段のような、そんな小説だと感じた。

こちらを立てればあちらが立たず的な。

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コメント

懐かしい本の名前を見ました。

>OKCHANさま

ずっと図書館で気になっていたタイトルです。

コメントありがとうございました

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