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『密室 ミステリーアンソロジー』

角川書店

「密室」をテーマに、8人の作家が書いた短編作品集。

・「消えた背番号11」姉小路 祐 著

試合直前のロッカールームからスタープレーヤーのユニフォームが消えた!?

殺人事件ではないが、密室の謎。サッカー好きな人ならより興味深く読めるかも。

・「うば捨て伝説」 岩崎 正吾 著

石和に伝わる「うば捨て山伝説」と「山姥伝説」。ある意味「密室」と呼べる状況下に「捨てられた」老人たちについて、ある仮説に思い至った青年が祖母にその話をすると…。ちょっと怖いけど最後はなんかほっこりするような、これも殺人事件とは一線を画す物語。

・「密室のユリ」 二階堂 黎人 著

高級マンションの一室で人気作家が遺体となって発見される。部屋の窓もドアも施錠されておりドアチェーンもかかっていた…。これぞ「密室」ミステリーといった作品。

・「靴の中の死体」 山口 雅也 著

シューズメーカーの創業者が靴の形をした館の中で殺された!雪の上には被害者のものと思われる足跡しかなく…。ミステリー的には目新しさはなかったものの、キャラクターや舞台設定がなかなか個性的に感じた。

・「開かずの間の怪」 有栖川 有栖 著

廃業した病院に幽霊が出るという噂の真相を確かめるために、その病院で夜を明かすことになった大学生4人。病院内を散策して見つけた「開かずの間」の謎とは?コメディーちっくなミステリー。ちょっとホラー要素もあり。

・「傾いた密室」 折原 一 著

傾いた屋敷の、鍵のかかった部屋で男が死んだ。状況から事故死と判断されたが、その男の娘は、娘の叔父に当たる人物が事故に見せかけて殺したのに違いないと推理作家に密室の謎を解くように依頼する。娘からの手紙、作家の担当編集者と作家のFAXでのやりとりでストーリーが進む。

・「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」法月 綸太郎 著

外国が舞台の作品。大富豪の孫娘の行方が分からなくなり、捜査を依頼された私立探偵は、売れないSF作家の家で娘を見つけるが、翌日、鍵を何重にもかけた部屋で作家が死んでいるのが発見される…。ハードボイルドっぽい雰囲気で、8作品の中では一番重厚感を感じたが、ラストがイマイチ腑に落ちなかった。

・「声たち」 若竹 七海 著

被害者が密室にいたのではなく、絶対に犯人だと思われる容疑者全員が密室と呼べるような状況にあった、という設定のストーリー。推理モノが大好きな夫より、その妻の方が頭の回転が速く、探偵役になっているというパターンの作品。エピローグっぽい感じで、最後に収録されているのになんだか納得。

どの作品も短編なので読みやすく、読んだことのない作家さんばかりだったので新鮮だったな~。

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コメント

ゆうという名前をきくだけで駄目になってました。読んでみたいな!と思えました♪回復してきました(おそっ)

>のえるさま

身近に作家さんが存在しているというのも大変なんだなって知りました。
ゆっくりとでも読書の楽しみを取り戻せるといいと思っているけれど…。
まあ、無理せずに興味を持ったらそれが”読書復活のその時”さ!

コメントありがとう

(泣)(泣)小説だけ書いてくれてれば良いんだけどね。欲しい芸術雑誌に巻頭から出てきてたまげて彷徨したり。
いま、お笑い、俳優色々境界がなくなったり…
注意してても現れる!この破壊力はスゴいよ。(泣)

>のえるさま

ご活躍ですもんねえ。。。
新聞や雑誌のコラムで書かれていたりするのを私も拝見することがあるよ。
”普通”なら喜ばしいことなのだろうけれど、のえるさんの心情的には難しいところなのでしょう
部外者からテキトーな助言はできないから、なんともなんだけど。。。
思いつめないようにね

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