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『泣き童子 三島屋変調百物語参之続』

宮部 みゆき 著

角川文庫

叔父叔母が営む袋物屋・三島屋に見習い奉公している”おちか”が聞き集める百物語シリーズの三作目。

今回は「魂取の池」「くりから御殿」「泣き童子」「小雪舞う日の怪談語り」「まぐる笛」「節気顔」、以上七つの不思議な物語をおちかは聞く。

ちょっとグロテスクなもの、ちょっとゾーッとするような怖いもの、怪談とは違う恐怖感を感じるもの、そしてちょっとホロッとくるようなもの、色んな雰囲気の話があったな、という印象。

”聞いて聞き捨て、語って語り捨て”というコンセプトのもと集めている百物語、

という設定のため、どんなに不思議な話でもそのネタばらしのような解説もなければ、誰かが解明に乗り出す、なんてことはないのだが、

なんとなくそういうこともあるかもしれないなあ、と思わせてしまうところが宮部作品の魅力か、はたまた”江戸”という時代のなせるわざか。

おちかの心の傷も少しづつ少しづつ癒えてきているのかな?と思わなくもない。

珍しく娘らしく着飾って出掛けたりするシーンもあったりして、そんなシーンは読んでるこちらもなんだかウキウキしてくる。

そういえば、三島屋の人々は主人も働いている奉公人たちもみんないい人ばかりだなあ、とものすごく感じた。

時代劇ホラーファンタジーという感じでしょうか。

ちょっと怖いと思ったのもあったけど面白かったな。

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