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『輝夜姫』

清水玲子さんの絵は、とても綺麗で好きだ。

学生時代は友達にコミックスを借りていた。

自分でも文庫化した『月の子』は持っていて、今でもたまに読み返す。

少女マンガのジャンルだけど、ストーリーは結構ハードでSF色が濃い、というのが私の清水玲子作品に対する印象。(全部の作品を読んでいるわけではないけど)

んで、『輝夜姫』は、ずっと以前に友達に借りて途中まで読んでいたもので、続きが気になってはいた作品。

でも、なんだかマンガを読まなくなって、というか、以前ほどの執着心がなくなってしまって、

いや読めばマンガは好きだし楽しいし読みふけってしまうのだけど、

たぶん、時間的なものとか他にやることとか、心理的な余裕が昔に比べて減ったというのか、

マンガを読みだしてしまったらまたのめり込んでしまう自分を知っているのでセーブしているのか、

とにかくずっと”そのまま”になっていたんだけど、

先日TSUTAYAへ行って、レンタルコミックの棚を見ていたら、文庫化された『輝夜姫』を見つけ、14巻で完結したことを知り、やっぱり最後が知りたい!と借りてみた。

(1Weekレンタルで20冊まで1200円。ベルばらエピソードⅠ・Ⅱを借りても、16冊で範囲内だし。)

ネタバレ必至の感想だけど、まあ、だいぶ以前の作品だし大丈夫かな。

とてもとても話が壮大に膨らんでいたから、ラスト、どう着地するんだろうと1冊読み終わるたびに期待が膨らんだ。

まさか、そういうラストか…と。

ある意味ではハッピーエンドと言えなくはないのだろうけど、なんとなくもやもや…。

「大団円!まさにハッピーエンド!」…と手放しで感動できるラストではなかったなあ、私は。

主人公は晶だと思っていたけど、もしかして由なのかも、と思う時期もあり、最終的にはミラーが主人公だったのか、と感じた。

ドナーの少年たちが本体に移植されたころから、ミラーが中心になってきたなと感じていたけれど。

とってもキレイなミラーは絵になるし、晶に対する無償ともいえる愛は泣けるし、乙女心をくすぐる。きっと人気も高かったことだろう。

でもでも、由と晶のハッピーエンドが見たかったな、と思わなくもなくて。

ドナーの少年たち、全員が生きていて欲しかったなとも思ったし、まさか記憶が消えてしまうなんてってさ、切ないよなあ。

聡や高力士の最期とか哀しかったなあ。特に高力士はまさか、という感じ。

碧もそう。最後はまるで聖職者(殉教者?)。

マギーを嫌いになったさ。

こういうストーリー展開がフツーの少女マンガとは違う魅力なんだろうなあ。

『月の子』のラストもなんだか問題提起的なラストだったし。

文庫版の終わりに、作者と編集さんによる対談みたいのがおまけにあって、そこでも出ていたけれど

樹なつみさんの『花咲ける青少年』に似てるな、とも(このマンガはかろうじて学生時代に友人に借りて読み終えているのだ!これはまさに絵にかいたようなハッピーエンドだったな~)。

とってもキレイな女の子に、お金持ちのイケメン男性求婚者たち、という構図。

作品の源流にあるのが古典「かぐや姫」だしなー。

さて。

ストーリーがとってもとっても世界(宇宙?)規模に展開し壮大になった結果、読み終わって疑問点も。

(作者的には設定やビジョンはちゃんと創造していたけれど、描ききれなかったということもあるのかもしれない。)

晶は結局ミラーと結婚。中国の李家はどうなったの…?

柏木は自ら救った赤ちゃん・晶を溺愛していたのに、何故神淵島の施設に預けたの?

で、神淵島から逃げ遅れた晶を、何故柏木は自分の手元にではなく元妻の手元に?

離婚した際、ショウコさんが引き取っているけど、柏木は何故引き取らず肖像画で我慢?

神淵島から逃げた子供たちは、どういう経緯で日本の里親の元に?逃げたのなら施設の斡旋とかないよねえ?

由や碧が米軍施設にいたのも何故?碧はあとから来たみたいだし。それまで何処にいたんだ碧!?

(マギーの格好が許されているのも謎だが、何故かそれはあんまり気にならない。(笑))

まゆが李家の女官になるのに協力していたあのグラサンの女は一体何者だったの?

玉鈴の婚約者のひとりで、まゆを探してと依頼されたあのヒトはどうなったのだろう?

そうそう、ラシード王子(碧)やヒロキ(聡)以外に3人の婚約者がいたはず。彼らは…?

などなどイヌイカごときでは把握できなかっただけかもしれないけれど、疑問点がちょこちょこと。

なにしろ、ほぼ平日1週間で読み切らないといけなかったから、結構なハイスピードで読了。ゆっくり読み返せば解明できる点もあったかも。

でも、この一週間、とてもスリリングで面白かった。

根が単純なので、すっかり世界に取り込まれていたなあ。

最後に。

『輝夜姫』のなかで一番好きなキャラクターは?と聞かれたら…

最終的には、ロシアマフィアの日系人ババーニン(だったかな、確か。好きなのに忘れるし…)(守)だった。我ながらびっくり。

最初は、断然「晶」だったんだけど、信頼していた部下を殺され、怒りのままに人を無残に殺してしまったけれど、晶によって救われたババーニン(守)。その頃からの彼がとても好きになった。

ピークは洪水に襲われたロンドンにヘリで物資(&サットン)を届けるシーン。

それだけに、ラストのラスト。ミラーが彼の元を訪れた時、ドナー(守)だった時の記憶をなくしてしまったババーニンの姿は悲しかったなあ。

つまりは守の記憶を持ったイケメンのババーニンが一番のお気に入りキャラだったってことで。

(思いのたけをずらずら書いていたら長くなってしまった…。ごめんなさい。)








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コメント

突っ込み所がないとパロディに出来ない。と言った人がいた。なるほど!で全部解決しました(笑)

>のえるさま

なるほど(笑)。確かに、パロディーにするには突っ込みどころが欲しいですねえ。
ただ、もしかしてワタシの読解力が乏しいだけで、実はちゃんと描かれているよ、匂わされているよ、ってトコもあるかな~と思って疑問点を挙げてみましたのさ。

コメントありがとうございました~

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