金曜日の朝。
”明日は土曜日。今日一日を乗り切るぞー”
…と、駅までの道を歩いていたら、突然右足に違和感が。
あれ、なんだか、ちょっと歩きにくいぞ…と足元を見てみると、
パンプスのストラップが切れている!!
ぎょえー、まさかの?このタイミング?
せめて帰りなら良かったのに。
家に戻ろうかと一瞬考えたけど、すでに駅までの方が近い距離。
ここで戻ったら、電車に間に合わない。(余裕はあるので遅刻はしないと思うけど)
とりあえず、歩けないことはないし、行っちゃえ!と、そのまま出勤した。
職場に着いてしまえば、オフィスサンダルに履き替えちゃうし。
ま、今日一日、行きと帰りだけなんとかなれば大丈夫だろうと。
それにしても、下駄の鼻緒が切れると縁起が悪いと聞いたことがあるような…。
(いやいや、履物の鼻緒が切れて、通りすがりの男性が直してくれたりして、そんな出逢いも昔はあったみたいな話も聞いたことあるようなないような。
でも、パンプスのストラップではまあないな…。代用品などですぐに直せるようなものではないのだorz)
靴のストラップが切れるというのも縁起が悪い感じ…?
そんな思いにとらわれちゃったら最後、もうこうなったら縁起を担ぐしかない!
こういう場合は”方違え”だ!と平安貴族の風習を思い出す(オイオイ)。
いつも通る道をちょっと変えて職場まで行くことにした。
たいした違いではないものの、なんとなく厄落としが出来たような気になり、ちょっと不安感を取り除く。
おかげで(?)、金曜日はつつがなく終了(いや、ちょっとしことはあったけど、”フェールセーフ”と言えたので〇かな)。残業もしなかったし。
もしかして、ストラップが切れるという厄が、他のすべての厄をまとめて背負ってくれたのかも、なんて訳の分からない考え方もしたりして…。
我ながら、気にしぃな性分だなあと呆れたというか、なんというか。
気にしない時はまったく気にしないでいられる時もあるのだけどな。
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