その知らせは静寂をもたらす
伯母が亡くなった。
父の兄の奥さんなので、血の繋がりはないが、親戚である。
とはいえ、親戚付き合いが多かったわけでもなかったので
会うのはそれこそ冠婚葬祭くらいだったけれど。
明るくて元気な印象しかない。
いつも笑顔で話かけてくれた。
病気になって、リハビリをしていたという話は聞いていたが、
ずっと会ってなかったので、私には元気でおしゃべりだった伯母の姿しか思い出せない。
身近な人が亡くなるとやっぱりショックだ。
いい天気の景色もどこかくすんで見える。
そして改めて「死」について考える。
命あるもの、みんな必ず訪れるものだと分かっていながら、
身近であればあるほど直視したくない、考えたくない。
自分自身の「死」よりもよっぽど周りの「死」が怖い。
………
近く伯母とお別れしに行くことになるだろう。
見守ってくれるヒトが増えると思って、
仏壇に手を合わせる時、
何気なく空を仰ぎたくなった時、
ふとした時に思い出すのだろう。
「見守っててね」と呟きながら。
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これからそうゆうことが増えていきますよね。可愛がってくれてありがとうございました。優しい言葉をありがとうございました。という方々とのお別れ。寂しいですね。
投稿: のえる | 2017年5月12日 (金) 22時01分
>のえるさま
年中お会いしていたわけではないのに
そこはかとなく寂しい気分です。
これから増えていく…そうだよね、自然の摂理だけれど
そう思うとなんだか切ないね。
コメントありがとう。
投稿: イヌイカ | 2017年5月13日 (土) 08時04分