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新書「観応の擾乱」を読んだのだ

日本史は嫌いではないけれどそれほど詳しいわけでもなく。

なかでも室町時代ってよく知らないよなぁって思って

たまたま新聞で目にした

「観応の擾乱」

という岩波新書を借りてみた。

読み始めたら“日本史の授業で必ず出てくる言葉”とあったけど、

ワタシは聞いた覚えがないぞって思ったんだけど、そのあたりの授業中、居眠りでもしてたかしら?(^^;

室町時代といえば、鎌倉時代の次で戦国時代の前で

足利尊氏が室町幕府を開いたんだよね、

義満が金閣寺を建てたんだよね

…ってそんなくらいの印象しかなかったから

日本を分断するような内乱時代があったなんてびっくりした。

もちろん、南北朝という、朝廷がふたつ存在した異様なことがあったというのは知識としては知ってはいたけど、

室町時代というよりは南北朝時代と分けて考えていた。

うーん、歴史を年表で考えずに単語だけ暗記してたのが分かる…。

室町時代が安定(?)する三代義満の頃まで、とくに初代尊氏の頃って、

尊氏(&師直)派、直義派、北朝、南朝、力をつけてきた各地の守護たちそっちについたりがあっちについたり、めちゃくちゃ戦国だったのねえ。

兄弟とか親子とかの間で考え方の違いなのか、価値観の違いなのか、はたまた単なる相性の合う合わないなのか…

とまあ、一応最後まで読んだものの対立構図や相関関係は把握できる気がしなかった。

結局、文字を目で追うだけの読書になってしまった感じは否めないが、

ウチの近所にある“古戦場”が、この時代の合戦の現場だったということを知ることができてよかった。

名称として「古戦場」の名が残ってはいるものの、実際どんな歴史の舞台だったのか全然知らなかったから(知りたいと思っていた)。

「川中島の合戦場」のような観光地には当然なっていない。

何もない野っぱらですけどね。(当時はもっと何もないか。武蔵野なんて片田舎だったろう。)

 


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コメント

こんばんは!

観応の擾乱・・・私も居眠りしてたのか、知りませんでしたよ。 笑

学生の頃は、どちらかというと歴史は退屈で、日本史はともかく
世界史は嫌いだったかなあ・・・。
似たような名前の人物が登場するし、覚えられないし・・・。

歴史に興味を持ったのはマンガからですかねー。 いまでは
『信長のシェフ』とか、ちょっと前の『るろうに剣心』とかで再考
してみたくらいですけれど。

昔は権力争いが盛んでしたよね。 頂点に立つ=神の座 みたいな
ものだったから、野望をもつものにとっては是が非でも狙いたかった
のでしょう。

でも、時が経てば『夏草や 兵どもが 夢の跡』となって、埋もれて
いってしまうものなので、考えれば儚いものですね。
でも、今の戦・・・大きな戦争が起これば、夏草も生えない焦土と
なってしまいそうです。

しかし、いぬいかさんは読書家ですねー。 私は最近は本を読むことが
なくなったものな。 それに、なんかわくわくする本が、あまりなくなってきた
ような気がします。
まあ、これ以上本が増えれば、本棚に入りきらない本が増える一方
なので、それもよしとせねば。

いくら断捨離といっても、捨てられないもののひとつに、書籍がありますね。

>たろさま

こんにちは!
たろさまも「観応の擾乱」は聞いたことがありませんでしたか!
そうですよねえ、もしかしたら、ワタシたちが居眠りしていたわけではなく、
学習要綱が改定されたのかもしれません(?)。
日本史は好きだったけど、世界史はワタシも苦手でした(^^;
なんとなく興味が持てるようになったのは、やっぱりマンガの影響(チェーザレ、ベルばらなど)
とかアート作品見るようになってからかも。
学生の頃って勉強しなければならないって押し付けられ感が強かったから、
本当に面白いとか面白くないとかを感じられなかった気がします。
今だからこそ、別にテストするわけじゃなし、興味を持った時に好きなレベルで”知る”ことができて、勉強っていいかもって思えるんだろうなあ。
脳細胞が衰えてきてるから、忘れることも多いですが(笑。

読書家だなんて、恐れ多い。ただの現実逃避、時間つぶしで、面白い本を探しているだけなんですよー。
コメントありがとうございました♪
あ、ワタシも「るろ剣」好きでした(^ワ^)

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