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考えさせられた作品

久しぶりにDVDを借りた。

先日読んだ本が映画化されていると知って見たくなったのだ。

本を読んだ印象だけだといまいち分からない部分があって、映像化されることではっきりすることがあるのではないかと思って。

結果は映像化されることで、かえって“やるせない思い”を強く感じることになってしまった。

本はまだなんとなく救いを感じられるような終わりかただったのに、

映画では、やっぱり選択肢はないのか…というエンドで、ちょっとグッときてしまった。

そして、ふと思い出しては気持が鬱ぎそうになる。

もちろんフィクションなんだけど。

SFかもしれない。いわゆる“SF”と聞いて想像するイメージとは違うかもだけど。

何を読み、鑑たのかというと

カズオ・Iの「わたしを離さないで」。

基本、キャシーの一人称で語られるから、どうしてもキャシーたちの方に感情移入してしまった。

やはり時間的制限のある映画は本より相関関係が単純化されてる気がした。

それが逆に“やるせなさ”を増幅させたということもあるのかなあ。

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