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オブラートで包んだような感想文

貸出期間は2週間だけれど、ほぼ土日の2日で読み終わり、

翌週の週末には返却。

数か月前に予約していた本。

やっと順番がまわってきて図書館で受け取ったら、次の予約があります、との紙が入っていた。

でも、そんなメッセージがなくともすぐに返しただろう。

そんなに厚い本ではなかったとはいえ、いっきに2日で読み切ったのは

面白かったから…というよりは、早く読み終わりたかったから。

ラストにはきっと”救い”があるだろうと信じて、とにかく読んだ。

でも、最後まで読んでもワタシには受け入れがたいもので終わってしまった。

読了後、こういう感じになったのは阿部公房作品以来か。

世の中というのは、実はこんな意思があふれていたりするのか?

ワタシが現実でこういう経験をしたことがなかったり、周囲で聞いたことがなかったのは

ただただ幸運だったのか?

と、ショックを受けてしまうようなもので(フィクション小説なんだけど)、

一秒たりとも、もうその本を手元に置いておきたくないとすら思ってしまったわけで。

女性作家の方が過激なのかなあ…なんて、改めて思ったりした。

どんな内容にしろ、読ませてそこまで印象を残したという点でやはり技量がある作家さんなのかなあ。

でも、この方の作品をまた読もうとは思えない…。

やっぱり、読んだ後気持ちがさっぱりすっきりするような、

この世の中、捨てたもんじゃないよな、って思えるような作品がワタシは読みたい。

甘ちゃんかもしれないけど。

現代美術とかでも時々あるけど、

見てもよく分からない作品とか、普通には受け入れがたいような過激なものこそ芸術性がある、

みたいな風潮は個人的にあまり好きではないんだなあ。

 

ポチッとよろしく!

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