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これはちゃんと返却したよ

この作家さんの書く青年は、なんとなくイメージがだぶる。

みんないいヤツで、

こういう人と出遭う女の子(彼女)もみんな素敵な人で、

こんな風な出遭いがあればいいのになあ、って感じることが多い。

…といってもまだ数冊しか読んでいないけど。

青森三部作といわれるもののひとつだそうで。

青森出身で東京で頑張る陽一くんと七海ちゃんの物語。

陽一の実家は100年続く津軽蕎麦のお店。

七海の実家はりんご農家。

どちらかというと津軽蕎麦のお店「大森食堂」が物語の軸となっている。

完全なるハッピーエンド、まで描かれているわけではないので、

ふたりがどうなるのか分からないけど、

爽やかで気持ちの良い印象の物語。

文庫版の表紙イラストの人物は誰だろうと思っていたけど、

最後まで読んで分かった。

弘前さくらまつり、行ってみたいなあ。

『津軽百年食堂』

森沢 明夫/著

小学館文庫

 

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