S.キングの本
そんなに読んだことがあるわけではないけれど、
よく映画の原作になったりしてるから、少し読んだことがある。
ホラーのイメージが強い。
最近読んだ本もおどろおどろしいカバーだったから、怖い小説かと思ったのだが
上巻を読み始めたら、これはジェイミーというミュージシャンの手記的な小説?
というのが第一印象。
ところが、ところが、新しく町の牧師としてやってきたジェイコブス師が登場し
その美しい奥さんとかわいい盛りの坊やが悲惨な事故に遭ってから
だんだん物語がダークな感じに…。
原題「REVIVAL」なんだよね…。
「復活」とか「よみがえり」とかそういう意味かと思うと、ナルホド。
邦題はイメージがまたちょっと違う感じがしないでもない。
それにしても、これを最後まで読むと
なんか救いがなくなるような…(-_-;)
垣間見た”死後の世界”は果たして本物なのか、幻影なのか…。
『心霊電流』上・下
スティーブン・キング 著 <峯村 利哉 訳>
文藝春秋
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