最近読んだ本のこと
ブログの左側に置いた”読書履歴”を更新。
(・・・とここで書かない時も時々更新しているのだけれど)
とあえて書いたのは、続けざまに読み終わった本2冊がどちらも良かったから。
先に読み終わった1冊目は人気作家さんたちの短編だけを収録した『短編宝箱』という文庫で
ひょうひょうとしたやりとりあり、
切なすぎるどんでん返しあり、
ナルホドそういうオチか…と思わせるものあり。
”宝箱”というタイトル通り、短編といえどもどれもそれぞれ読みごたえがあって面白かった。
そして、もう1冊が本日更新した『針がとぶ』という吉田篤弘さんの作品。
これがまたなんとも言えず良かった(個人的に好みだった)。
ファンタジーというほど非現実な感じではないが、かといって身近にあるような話かといえば違う気がする。
しいていえば、”朝起きる前まで覚えていた夢”のような話で満ちていた。
吉田さんの著作の『おやすみ、東京』も好きだったな。
『短編宝箱』は読みたいなと思っていて借りた作品だけれど、『針がとぶ』はたまたま図書館で借りてみようかなと思ったもの。
こういうインスピレーション的な出遭いがあるから、特に目的がなくても本棚をゆっくり眺めながら探す時間もいいな、と思う。
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