ライアの祈り

『ライアの祈り』
著者: 森沢 明夫
小学館文庫
青森三部作と言われる作品のラスト三作目だそうで。1作目の主人公のお姉さんにあたる桃子さんが主役の物語。舞台は青森、そして縄文時代、ちょっと現在のパプアニューギニアもリンク。森沢作品らしく温かくてホロっとくる物語。ちょっとファンタジーだけれどw
クマゴロウさんと桃子さん、いわゆる「運命の赤い糸」に繋がれて、出逢うべくして出逢ったふたりなんだろうなーなんてちょっとロマンティックすぎるけど。みんなが泣き笑いのラストは本当にほんわかします。